Windows10アップグレード抑止手順メモ

Windows10アップグレード 抑止 手順書

本文章は、2016年5月24日に作成されています。作業内容は、マイクロソフトの方針により今後変更されていくことが予想されます。従って、下記手順が現在有効とは限りませんのでご注意下さい。

2016年6月7日・・・Windows8.1について追記
2016年6月8日・・・手順1について追記

私自身のメモを、下記内容を文章のみで理解できるエンジニア向けに公開します。
従って、読んだ結果、なんのことやら??と思った方は、実行するのはやめときましょう!

<注意>

以下手順によって必ずWindows10アップグレードが抑止されるわけではありません。
また、本内容を実行することで現行のシステムが破壊される可能性があります。
従って、実行した結果何があっても投稿者は一切責任を負いません。あたりまえですが自己責任でおねがいします!

1. MS製トラブルシューティングツールの実行

http://aka.ms/diag_70952
から、70952.diagcabをダウンロードして実行し画面を進め、「Windows 10 Upgrade」という選択画面が表示されたら、「Update Later」を選択する。
メモ:予約実行直後だと本ツールが動作しないことがある。その時は、予約を先へ伸ばし再起動する。

※6月8日追記

現時点で、MS公認の抑止手順サイトから本ツールの使用が削除されています。
恐らく、予約されていない状態で本ツールを使用すると、「KB2952664」がインストールされていなくても強制的にWindows Updateの画面が手順5の状態になってしまう事が原因だと思われます。又、本ツールの実行によって予想されない副作用を起こす可能性もあるので、使用する場合は最新情報を確認してから実行してください!

2. ツールバーのWindowsアイコン削除

コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを実行してレジストリを書き換える。
reg add HKLM\Software\Policies\Microsoft\Windows\Gwx /v DisableGwx /t REG_DWORD /d 1 /f

3. 自動アップグレードブロック

コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを実行してレジストリを書き換える。
reg add HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate /v DisableOSUpgrade /t REG_DWORD /d 1 /f

4. 再起動

1~3を実行後、一度パソコンを再起動する。

5. アップグレード本体プログラムの非表示

コントロールパネルのWindows Updateの画面を開き、画面が「Windows10にアップグレード」のままになっている場合は、「利用可能なすべての更新プログラムを表示」をクリックし、表示されたプログラムの選択画面から「Windows 10 バージョン1511、10586にアップグレード」のチェックを外す。さらに、それを右クリックし、非表示に設定してパソコンを再起動する。

メモ:プログラムの名前は、Windows10 pro …等、元のバージョンによって変化する。

6. アップグレード互換性チェックプログラム削除(KB2952664・・・※Win8.1はKB2976978)

「コントロールパネル→全てのコントロールパネル項目→プログラムと機能→インストールされた更新プログラム」にて、「KB2952664(KB2976978)」を検索しアンインストールする。アンインストール後、再起動を求められるがいいえを選択し、再度「KB2952664」が残っていないかを確認する。残っている場合は、アンインストールを繰り返す。完全に、アンインストールできたらパソコンを再起動する。
再起動後、「Windows update」の画面にて、更新プログラムのチェックを行い更新プログラムリスト(オプションも含む)に「KB3035583」「KB2952664(KB2976978)」が有る場合は、チェックを外し、非表示に設定する。

メモ:Windows8.1のKB2976978は、アンインストールが出来なくなるバグが報告されています。

以上。

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